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お口の中にある大切なもの
皆さんのお口の中にはいろいろな大切な器官があります。、まず目につくのは唇、歯、歯肉、舌などですが、もっとよく奥をのぞきますと、上あごの歯の裏側の付け根から広がっているお口の天井部分といえる口蓋。食道や気管の入り口付近にのどちんこ(口蓋垂)がみられます。歯はエナメル質、象牙質、セメント質、歯髄から成ります。エナメル質は身体の中で一番硬い組織と言われています。歯肉は歯を支える歯周組織のうちの一つで変色、出血、腫脹がみられる場合は歯周病の可能性があります。また、喫煙の影響でメラニン色素の沈着がみられるケースもあります。口唇は口唇の周りの筋肉や下にある筋肉により自在に動き、会話したり、笑顔を作ったり、水分を吸ったり、お口を開閉したりします。舌は食べ物を噛むときに物を寄せたり、食べ物の味を感じたり、発音をするときに関与したりします。口蓋は硬い歯肉でおおわれています。舌がよく、くっつく部位で発音時に役立ちます。最後に小帯という組織は主に上唇小帯、下唇小帯、頬小帯、舌小帯がありますがそれぞれ、口唇と歯肉、頬粘膜と歯肉、舌と粘膜とをつなぐひものようなものです。本来はそれぞれ口唇や頬、舌の動きを制限する役割です。小帯の長さや行く場所の相違によりそれぞれの動きが制限されすぎたりした場合は処置の対象となります。